あたしと3人の王子様*





自分の気持ちを伝えたら

ヒロくんは頬を叩き始めるし、

すごいため息をついてしゃがみこむし、

最終的にはダサいだなんて…




そんなに嫌だったのかな…?




少ししてからやっと口を開いた




「…ダメだろ。

俺なんか好きになっちゃ…男性恐怖症を悪化させちゃったようなやつだよ?

普通、嫌いになるのに…

なんで嫌いになってないの?」




眉をへの字にして微笑した




ヒロくんも、あたしに嫌われてると思ってたの…?




「嫌いになんて、ならないよ

あの件に関しては、むしろ感謝してるの」

「え…?」

「あたし、お父さんのこととか詳しく知らなかったから…

いい形ではないけど、知れてよかったっていうか。
あれからお母さんとの距離も近くなった気がするの…

だから本当にありがとうなんだよ」




ヒロくんは口をポカンとあけたまま

あたしを見つめる




< 275 / 289 >

この作品をシェア

pagetop