運命のいたずら
そんなことは置いといて
今日のバイト…中学生としての最後の仕事。明日から高校生だ

チャポン…

身体洗って髪の毛洗って…香水つけて…
さて、そろそろ戦場に。

ガラガラガラ…
「遅くなりました。すいません」

「あぁ、花蓮ちゃん…髪、濡れてる感じもまたそそっていいねぇ…」

「…笑顔」

「こっちおいで…」

「はい…」

「いい匂い。俺これ好き」

そう言って首元に吸い付く。思ったよりきつくて少し痛かった

「ん…んんっ」

「いい声だね。いじめたくなる」

今日はドMを演じてれば気に入ってもらえる…かな

援助交際って偏見持たれるよね。私は納得いかないけど

告ってきた数々の男に心を許して全てを話す。援助交際のことももちろん。
予想出来るよね?
振られる

その繰り返し…
寂しさからまた複数の男とベッドに入る
悪循環だけど。わかってる

私にはそれしか生きる場所がないことくらい
私はただのおもちゃだから
< 2 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop