私が心を隠す理由。
第2章~おかえり~
時がたつのは早いものだ。
陸斗が居なくなってからもう3ヶ月もたつのだから...
今日は入学式
あなたがいない中学校生活がはじま....
(えっ?!な、なんでこんなところに。)
「ぁ、見つかった」
「なんでこんなとこに、てか制服」
「またここに戻って来たんだ。学校でのお楽しみにしようと思ってたのに」
「ばっ、ばかっ!あんたが帰ってきてもたのしくなんかないし!」
(帰ってくるなんて思わなかった!せっかく帰ってきたのになんで素直になれないんだろ私。)
「ほら、いくぞ。遅刻する...!」
「う、うん...」
(一緒に登校なんて...っっ!)



(なんにも話さないまま着いちゃった。)


「うわっ!陸斗じゃん!」
「うそ。熊谷くん?!」

(あー皆騒ぎだした。もーしゃべれないな)

「そ、そーなのっさっきたまたまっ!私もびっくりしちゃったーっ」
「嘘つけー黒澤陸斗となかいーじゃん!知ってたんだろっ」
「ほんとだよー、舞花付き合ってたんじゃないのー?!」
「ち、違うよ!」
(ほんと。付き合えたらいいのに)
「新入生ークラスみたら教室行けー、四階だぞー。」
「「はーーい。」」
(陸斗、陸斗...あ、違うクラスか...やっぱそーうまくいかないよね)

**でも同じ学校**



止まっていた...



私達の時間が...




また動きだす...・.*゚*



E_N∞D
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