〜私とペットの物語〜



ぴぴちゃんは約9年前に姉が
ペットショップで出会いました。



私はその時4歳だった。




その時の季節は冬。




ペットショップのうさぎは
ほとんどあまり動かなかった。




寒いからなにもしたくないのでしょう。






その中でたった一匹だけピョンピョン
跳ねたり、動き回っていたのが
ぴぴちゃんです。



姉はぴぴちゃんに一目惚れをして




「このこ欲しいっ!買ってくれるまで
帰らないよ!ねえ、買ってよぉー」




と、言い ぴぴちゃんを買いました。





姉たちが家に帰ってくると、
なにか持っているのに気がつき、




「それなーに?」


と聞くと、




「これは新しいペットのうさぎちゃん
だよ」




と、私に説明しました。




うさぎは二匹いて、




茶色いのと、白いのです。




茶色のうさぎがぴぴちゃんです。





私と姉は白いうさぎに一目惚れして、


取り合いになったけど、


姉は偉そうに




「あんたなんか茶色のうさぎでいいじゃ ない!とにかく白いうさぎは私が
飼うの!!」





はぁ……




今思えば私最低だったなあ。
ぴぴちゃんのことより
白いうさぎ飼いたいなんて
思っちゃったから…






もし、この頃からぴぴちゃんが
人の言葉がわかってたら
傷ついてたかもしれない…




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