続》スウィートレッスン

「あっ おはよう」


「重かっただろ?持つから貸して」


あたしの肩にかけてるかごバックは、簡単に大きな手に奪われていった。


「ヒナ 早く入れよ」


今日のダイちゃん…いつもにも増してすごく優しい。


なのに あたしは これから



ダイちゃんに嘘をつかないといけないなんて



───余計…胸が痛くなるよ。

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