続》スウィートレッスン

こみ上げてくる想いに身を揺らしながら


何度も感じた…泣きたくなるような優しい痛み。


「ヒナ…すげぇ好き」


「…あたしも…だいすき」


この夜…あたしは何度も自分が誰だか わからなくなうような感覚を全身に覚えた。


あたしなのに


あたしじゃなくて──・・・


もう あたしのカラダ全部。


ダイちゃんで…いっぱいになっていったんだ。
< 345 / 408 >

この作品をシェア

pagetop