続》スウィートレッスン
今の…なに？
自分が今 目にしている…現実をまだ受け入れられない。
「しっかり 歩きなさいってばっ！」
でも やっぱり寝室の中から、女の人の声が はっきりと聞こえてくる。
あたしは呆然としたまま…廊下に出て行った。
ダイちゃん、何かの間違いだよね？
そんなことを思いながら、寝室に近づくと…自分の頬が強張っているのがわかった。
なんとも言いようもない不安が渦を巻き、胸が押しつぶされそうで怖い。
そして開いているドアの前で足が止まった時
───ドサッ！
寝室の中から大きな音がして、その中を覗くと…
