続》スウィートレッスン
美樹が ようやく帰って…1番にヒナに電話をしようと思った。
でも ケータイを手に持ったものの
『あの子…あたし達が キスしてるところを黙って見てたのよ』
美樹が言った言葉が、頭に浮び…指が動かない。
はっきり意識がある状態だったら 自信を持って、アイツとキスしてないって胸を張って宣言できる。
だけど…何も覚えていないのが本音。
情けないけど 自信もなくて、どうしたらいいか わからなくなった。