女の子な男の子とドキドキきゅんきゅんな恋しちゃいました。
C
ジリリリリ………。

「う~ん……。」

も、もう朝~⁈

昨日は荷物の整理…………と、

同居人が……まさかの男って事にビック

リしすぎてろくに寝れなかった…。

あ~。なんだか入学したばっかりなのに

なんだか学校が憂鬱だなぁ…。

「おい!月島!朝飯できたから

早く起きて来い!」

あ~やっぱり昨日の事は夢じゃなかった

のね。……ん⁇今朝飯って言った?

作って言った?!え、ちょ……

意外なんですけどっ⁈

んまぁとりあえずリビングへGO!!

-ガチャ…---

「お、おはようござ……。」

「あぁ。あはよう。」

え………。お、女の子になってる⁈

小湊君の男の子の面影なんてないくらい

超美少女になっちゃってるよ!

やっぱりイケメンは女装しても美人な

んだね…。

「んだよ?そんなジロジロみるな。」

「え?!あ、いや、………

似合うなぁって思いまして。」

うん。ほんと似合う。

そんじゃそこらの普通の女子より断然

可愛いし、キレイ。

「あ……。そのメイクって自分でやっ

たんですか?」

「あ?メイクしてくれる人この部屋にお

前以外いねーだろが。それにメイク

ぐらい1人でできるっつーの。」

す、すごい。この人まぢすごい。

超器用じゃん。

で、ブラウン色のロングヘアで、ぱっつ

んの前髪はウィッグかな?

「つか、飯冷えちまうからさっさと

食えよ。」

あいかわらずなつめたさ。

だけど、こうして朝ごはん作ってくれて

るところには優しさを感じるなぁ。
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