私の王子はヘタレ君
「ごめんなさいいいいいい。」
「洸くーーんご飯たべてきなさああい!!!!」
あ、お母さん
「いいの!?」
「いつもたべてってるでしょ(笑)」
「えっへへ!!!ゆりちゃん!はやくご飯たべよ!」
さっきとは違うニコニコした表情で手を差し伸べてきた。
「洸ったら……相変わらずだ(笑)うん!!!!」
手をつなごうとしたその時
「あ!!!!ま、まって!!!!」
「え」
「くも素手で触ってないよね……?」
「触って……ないわああああああああああ!!!!」
「ひえええええええ、ごめんなさいいいいいい。」