恋の扉を開けて
僕たちは夕方薄暗くなる前に別荘を出た。

途中のサービスエリアで軽く食べ、9時までにルリルを家へ送った。

店の閉店時間に彼女は雅樹と毎日オンラインでやり取りするからだ。

撮影のことはまだ内密にしておきたかった。

画像の編集に時間をかけたいと思ったからだ。

出来れば野外で撮りたかったが、彼女には限られた時間しかなかった。

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