Dear.のレビュー一覧
平均評価星数
5.0
5.0
2014/03/18 08:38
投稿者:
六月あずさ
さん
親愛なるあなたへ…
兄が自分の元を離れ京へ行った。
遠く離れた地で一人暮らしていた慶。
立派な武士になって、戻ってくるといった兄。
しかし、彼女が望んだのは、そんなことではない。
ただ、そばにいてほしかった。それだけなのに…
戻ってきたのは、兄ではなく一通の手紙。
そこに書かれていた訃報。
信じられなかった。信じたくなかった。
自分を案じる言葉も目に入らなかった。
しかし、忌々しいはずだった手紙はいつしか、慶の支えとなっていた。
何通も手紙をやり取りし、相手に会いたいと思い始める。
心を決め、京へ…
そこで、彼女が出会ったのは…
そして、彼女が愛するのは…
手紙から始まり、手紙で終わる。
ただ、ただ、読まずにはいられない。
そんな作品となっています。
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2014/03/16 18:48
投稿者:
皐和
さん
Dear.
心から慕う兄は、新撰組と共に生きた。しかし、生き抜いた末、立派な死を遂げる──。
その死は、兄の妹に当たる慶にとっては辛く悲しいものであった。
しかし、慶に来る文。その文は、次第に、慶が元気でいるかどうか確認するものとなる。
不運は重なる──…それでも、慶は愛を貫き、沖田総司もまた、兄との約束を貫く。
そして、新撰組の隊士の存在。
土方歳三、近藤勇、山崎烝。
彼らの存在もまた二人を支えていく。
Dear.
親愛なる貴方へ。
二人、新撰組、そして作者様からのメッセージがここにあります。
どうか、切なくも温かいこの物語が、貴女の元へも届きますように。
最後は感涙です。
ぜひご一読下さい。
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