∞妄想世界∞
本当は、誰より大樹くんに触れてほしいと思ってるのに。


だから。

十日後に控えたバレンタインには、普段の意地っ張りを引っ込めて、甘い甘いバレンタインにするんだ。

甘いチョコレートと一緒に私の素直な気持ちも、大樹くんに届けるんだ。


そう、ぐっと握りこぶしを作って、ちらちらと雪の舞う家路を急いだ。
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