∞妄想世界∞
「ちょっ、トーコさん! 待って……」

慌てた様子で私を呼び止めてくる大樹くん。


でもね。
ごめん。

「私、まだ仕事残ってるから」

今は話したくないんだ。


「でもっ」

まだ食い下がろうとする大樹くんを

「先、帰っていいよ?
 お疲れ様」

拒絶するように、私は背を向けて早足で歩き出した。
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