∞妄想世界∞

まだ雪の舞う二月。

風邪をひいてしまった私は、大樹くんに付き添われて買い物に行って。
のど飴を探しながら歩いてた時に、偶然ドロップ缶を見付けたんだ。

「あ。魔法のドロップ」

思わず呟いてしまった言葉に大樹くんが反応して、私は『魔法のドロップ』について説明を求められた。


「あー、と……ね。
 昔、お友達と喧嘩しちゃって、なかなか仲直り出来ない時とかに、お母さんが口の中に入れてくれたの。
 『絶対仲直り出来る魔法のドロップよ。
 コレがお口に入ってる間にゴメンナサイが言えたら、絶対仲直り出来るのよ』て」
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