∞妄想世界∞
お昼休み。意を決して大樹くんのデスクに向かおうとしたその時。
「ねえねえ、大樹さんっ。
イヴってもう予定アリ組ですかぁ?
もしよかったらみんなで遊びに行こうって話してるんですけど」
私の横をするりと通り抜け、先に大樹くんに話し掛けたのは、今年入社したばかりの、ウチの部署でも若さと可愛さナンバーワンを誇る鞠衣ちゃん。
わっ。よりによって鞠衣ちゃんに先を越されちゃった!
焦る気持ちはともかく、大樹くんの返答に聞き耳を立てる。
と。