∞妄想世界∞

それからも、車内ではどんどんいろんな話が出てきて、全然話は尽きなかった。

実は大樹くんは、私がイヴに先約があるって話してるのを聞いてて、ショック受けてたとか。
今日ケーキ屋さんに行ってみたら、意外にも加藤くんがかなり尻に敷かれてたとか。

たくさんのおしゃべりをしながら、車はどんどん進んで。

「ところで。この車て何処に向かってるの?」

冬の夜は、暗くなるのが早くて。
すっかり暗くなった窓からの景色じゃ全然現在地がわかんなかった。
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