都立白黒高校2年C組探偵団
「今、上田先生、何か持っていなかったい?」
と、和也は裕一に訊いた。
「知らないよ」
と、裕一は言った。
「ごめん、話しに夢中で見てなかった」
と、祥子も言った。
「あの、ネジを外す時に、使うやつ……」
と、由紀だけちゃんと見ていた。
「わかった! ドライバーだ」
と、裕一は和也より早く言ってニンマリとした。和也は悔しそうに、地団駄を踏んだ。
「そうじゃなくて、先が、はの字になっていて……」
「レンチだ」
と、和也は自信満々に言った。
と、和也は裕一に訊いた。
「知らないよ」
と、裕一は言った。
「ごめん、話しに夢中で見てなかった」
と、祥子も言った。
「あの、ネジを外す時に、使うやつ……」
と、由紀だけちゃんと見ていた。
「わかった! ドライバーだ」
と、裕一は和也より早く言ってニンマリとした。和也は悔しそうに、地団駄を踏んだ。
「そうじゃなくて、先が、はの字になっていて……」
「レンチだ」
と、和也は自信満々に言った。