嫌い、嫌い、好き。
私の班は、高沢直哉というのが、班長だった。

そして、副班長は、柏みゆちゃんだった。
柏みゆちゃんはお姫様みたいで、クラスの中でも一番くらいの、美少女だった。


班長が、話し合いの司会を勤め、副班長は、書記を努める。

みゆちゃんはら字もキレイで、すごく、羨ましかった。




「何か意見はありますか。」

と、高沢が、聞いたが、まぁ、誰も言わないだろうなと思って、無視をした。


だが、意外にも、一番最初に意見を言ったのは、高西だった。




「えーと、僕は、仲がよい班にしたいです。」


とかなんとか。



無理だろ、って、心のなかで思った。
だって、無理でしょ?

私と高西が仲良くなるとか(笑)


想像しただけで、ゾッとするわ(笑)






だけど、高西が言ったいみと、私が思ってた意味は違ったみたい。




高西は、意見を言ったあと、その意見をメモしてるみゆちゃんをずっと見てたの。





ああ、そういうことかって、、
すぐに分かった。







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