ご主人様に恋をしたっ!!【完】
そう思った瞬間、絡みつくような複数の視線を感じた。



気付けば、オレの周りが、明らかにさっきよりもざわついている。



ま、当然か。



でも……いいや。



オレは、素直になるって決めたんだから。



波風が立つのを恐れていたら、なにもできない。

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