はるこの遅咲☆妄想日記
「これ。良かったら読んでみてください。」

男は、手書きのメモ書きを渡そうとした。

「また来たわね。」私は無宗教だし、こーゆうの困ります・・・。

なんて言えなかった。

玄関のドアにチェーンをかけていつも対応する。

男は毎週、メモ書きを手渡しては帰っていく。

そんな習慣が1ヵ月過ぎていた。

メモ書きをサラッと読んでいつも捨ててしまう私。

だって・・・なんだかちんぷんかんぷんだし・・・

神そのものになんて興味がない。

でも、なんでだろう・・・

この男のまっすぐな気持ち・・・

そして潤った瞳に

私は吸い込まれていくような感覚。

そんなある日

男は「愛」について語りだした。

結婚にとって大事なもの

それは

次のうちなんだと思いますか?

「お金」

「愛」

「そのほかの何か」

へーーーー

なかなか、考えさせるわね。君・・・。

私は本気で悩んでしまって・・・
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