料理部の私が手作りチョコを渡したら。
「な、な、なっ!!!」
ちょ、ええ!!
センパイ、私のことすきって言った!?
「な、なに言ってるんですか!」
「え、気づかなかった?
部活のときから俺、けっこう可愛がってたんだけども。」
「気づきませんよ、私はエスパーではありませんから!」
きゃあ!!恥ずかしい。
思わず、顔を手で覆うけども、伸センパイに手を掴まれて、真っ赤な顔が丸出し状態。
そんな私に追い討ちをかけるように、センパイはさらに言葉を続ける。
「でさ、紗知は?俺のために寝不足になるくらいチョコを練習しちゃう紗知ちゃんの気持ちはどうですか。」