美術部ってさ!2
「冬馬は何で美術部に入ったんだ?」

「え、そうですね…着彩好きだし…ボーッと出来るから?」

「ふ〜ん…将来、絵で食ってくとかは考えねーの?」

「ははは…ナイナイ…ムリですよ、ははは…」

「もったいねーのな…ま、いっけど…」

椿はそう言うと、立ち上がった。

「また来るわ〜じゃあ、邪魔したな」

「ええ、いつでもどうぞ…」

冬馬は筆を止め、椿を見ると笑った。


椿が秋山の方を見ると、作品に没頭している姿が目に入った。

部室を出て行く時、他にいた部員の絵を描く姿を見ながら、椿は静かな美術室を出て行った。


(おわり)
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