カワイイ系の男の子にはご注意を!?
「っ!////」
言葉の意味を理解した私はめちゃくちゃ赤面した。
「えっ、と、あの…」
テンパりすぎて言葉が出てこない私にハル君がたたみかける。
「付き合って欲しい」
思いがけない告白に鯉みたいに口がぱくぱくしてしまう私。
「お試しでもいいんだ。すぐに答えが欲しいってわけじゃないから」
パニクってる私の姿を見てそう言ってくれるハル君。
「お試し?」
「うん、少しでも僕に可能性があるならチャンスが欲しい」
お試し…。
ハル君のこと、ドキドキするしかっこいいなって思うけどきっとまだ好きじゃない。
でも、もっとハル君のことを知りたいなって思ってる気持ちは本当。
それに、ハル君の誠実さも気持ちも痛いくらい心に刺さる。
「えっと…、ハル君が良かったら…、お試しってことで、あの、よろしくおねがいしますっ」
告白されることに慣れてない私はたどたどしくOKした。