シャッフル
「同窓会?」

「そう。来月あるみたいなんだ。半年だけでも同じ小学校だったんだし、良かったら紗代里も行かないか?」

 日曜日の昼下がり、紗代里のアパートでコーヒーを飲みながら同窓会に紗代里を誘ってみた。

 紗代里は困った顔をして顔を横に振った。

「ごめんなさい。ほとんど友達の名前も顔も覚えていないし、それにきっと私の事なんてみんな忘れてるわ」

「そんな事ないだろ」

「私はいいから、遠也だけ行ってきなよ」

 ね?っと小さく頭を傾けて紗代里は微笑んだ。

「……そうか」

 少し残念だな……。みんなに紗代里がノッポだって紹介したかったのに……。

 そう思いながら、紗代里が入れてくれたコーヒーを飲んだ。

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