2人の禁断の恋
サクリフェル『っぶねぇ........』

人差し指と中指で簪を受け止めたサクリフェルは
それを返す


蝶姫『刺されば良かったんに........』

残念そうな顔をする蝶姫は簪を机に置くと
着物の帯を解き着物を脱ぐと肌着になる


サクリフェル『ッ........』

変態といえど免疫はない。
所謂童貞だ。

サクリフェルは蝶姫から視線を逸らすと懐から本を取り出す


蝶姫『なんや、あんさん、本読むんやね』

蝶姫は寝間着に着替えながら言う


サクリフェル『ふつーに喋れば?下手、それ』

蝶姫『カッチ-ン!!悪かったね、苦手なんだよ........』

ムカついた蝶姫はそっぽを向く
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