ぼ、僕に女装の趣味なんてありませんっ!!

「おい!霧切…さん?いや、年下だし。まてよ、でも生徒会長だし…」



勢いよくドアを開けた男子生徒は、僕の名前を呼び、ぶつぶつと何かを言っている。



それと同時に女子生徒がキャーキャー言い出す。



「…はい、何ですか。副会長?」



「今から生徒会室に来い。生徒会メンバーを紹介する。」



そう言った副会長は僕の返事も聞かずに腕をとりスタスタと歩いて行く。



僕、ほんとこの人苦手だ。


自分勝手で他の人はどうでもいい、そんな人なあまり…と言うか好きじゃない。




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