無くなった身体の一部分。


大学病院に到着。

整形外科の外来へ向かい、書類を出して先生を待っていた。

すると____
担当医の先生が来て診察を受けた。


『白い影になっている部分は、腫瘍だと思われ
 ます。悪性か良性かを調べなければなりませ  ん。 即、今日か明日入院して下さい。』


は?ひ?ふ?へ?
ちんぷんかんぷんで何言われてるのか
ゆいにゎ理解できなかった。
え。やばいってこと?は?なんでー。


レントゲン、MRI、採血、尿検査
朝7時から夕方4時くらいまでかかって
検査の1日だった。


病院になんてめったにかからないし、
入院なんてしたことなくて、
ちょっとなんかワクワクな気持ち(´∀`)


夕方に地元ついて、
学校にゎそのまんま向かって担任に伝える。
荷物全部持ってとりあえず家に帰る。

みんなに会いたかったけど
会えずにかおりんとみゆとかずやの3人だけにゎ会いたくて...直接家に行って伝えた。



1件目...かおりんち。

ピーンポーンのアラーム。
かおりが来た瞬間目に涙が溢れてくる。
泣いてばかりで何も話せなかった。
泣きながら伝えた。
2人で泣きあってから
かおりがかずやに電話してくれた。


2件目...みゆんち。

1番最初に気にかけてくれていて
そして心配してくれていたんだよね。
試合も控えていたから...ね。

みゆとみゆママ出てきて
ままと一緒に話したけど皆泣きあって
ゆいとみゆゎ何も言えずに...
mamaが話してくれた。

みゆゎ何も言葉でなかったよーだった。



3件目...かずやんち。

しばらく会ってなくて気まずい雰囲気だったけど、入院してしばらく会えなくなるし後悔したくないって思って伝えた。

雨の中...久しぶりに抱きしめられた。
泣いてばかりのゆい。
何にも話せなくてでも伝えることできた。

付き合うか?支えてやるか?
とかゆわれたけど、色々ありすぎて信用できなくて...
『いらない。』の一言しか言えなかった




車の中ゎどよーんとした空気で重い。
ゆいの泣いてる姿を見たせいかパパとママも涙ぐんでいた。



家に帰って、vitonの大きいかばんにタオル類や下着や部屋着などをつめて荷造り。

旅行する人並みにるんるん。
明日ゎワクワクしてたけど、怖い気持ちもあったんだ。
みんなと離れたくない。それだけ。
1人ぼっちになるのかなーって。










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