あめあがり


エレベーターに乗り込むと
私たちの目の前にベビーカーがあった。

そのベビーカーに乗っている子は
男の子でじっと私のことを
見つめている。

私がにっこりと笑顔を向けると
その男の子は
「きゃははっ」と笑った。


エレベーターを降りると彼が
「あの男の子、
お前のこと好きなんだな。」
と言ってきた。

私が「そーなのかな。」
と答えると彼は
「もってもてだなぁー」
とからかってきた。

私がモテたいのは彼だけ。

< 34 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop