ダブル・ブレイカーズ01
<まず、朝霧とは、自然豊かな自然の都市だ>


<ソーラーパネルとか、風車とか>


彼方が捕捉説明をする。


<朝霧のトレードマークは、時計台だ>


<上空から時計台の上は、六花に見えるんだよ>



<六花?>


<こいつのこと>


彼方はアスタリスクに指を指した。


<アスタリスクくんって、六花から名前をとったの?>


<まぁね>


アスタリスクは言った。


<とにかく、朝霧は世界的にも、自然の都市として知られてるんだ>


<しかし、>


彼方は呟いた。


<その朝霧には、とんでもない実態がある>


アスタリスクは淡々と言った。


<――――――――――――整理するしたいんだけど>


<七瀬さくら。これ使っていいよ>


アスタリスクにさくらにノートとシャーペンを渡した。
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