歌姫桜華




 そうか、そうか。




 ……でも、ごめんね?


 その予想、くつがえすことになるわ。






 パシッ






 私はいとも簡単にその腕を掴む。





「やめときなって。


 私相手に、ケンカ…しないほうがいいよ?」




 それが、あんたの命のためなんだから。




「はぁ!?あんたバカじゃないの。


 たった一回、まぐれで腕を止めたからって」




 ……あー…、この人、やっぱりレディースに入ってるのかもしれない。


 だからこんな強気で私に言えるんだ。



 私が桜華だとも知らずに。




< 263 / 830 >

この作品をシェア

pagetop