円舞曲「RONDO」〜鍵盤と弦だけを〜


ライブ終了後、あたしはある人に手をつかまれた。




「ちょっとこい」



「えっ!?………いきなりなんですか!?」



「うっせぇ。どうだっていいだろ」



「よくないで…ッ……!?」




そしてその人はあたしの頬に手をあて、いきなりキスしてきた。



「…や…んッ……ふ……」


そして舌をいれ、あたしの口の中を掻き回す。



だんだん力がはいらなくなり、その人に体を預けるようにしがみついていた。



「……大丈夫?」



その人はあたしを見て、怪しい笑みを浮かべながら言った。



「……ッ…なにすんだよ!」


バシッ



「…ッ…い…って……」



「まじありえない………」


「でも、ライブ中、俺のこと見てただろ?」



「えっ………?」



よくみると、その人は背の高い、金髪で青い目をしたあたしのことを妙に静かに見つめていた男だった。



「そっちだって見てただろ!!………ってか、どこのハーフだ??」



「日本とフランスだよ………っつか、今日俺、とまっとこねぇんだ。」



「はぁ!?なんでそれをあたしに言うわけ??」



「お前んちとめろ」



「はぁ!?」



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