君の生きた証~love in war~
「ロル・・・フ・・・」



足が止まった場所にしゃがみ込み、顔を覆う。

ただ、ただ悲しい。




寒い。

体の芯まで冷えていく。




思わず、腕をさすった。






すると・・・









「・・・バ、カ野郎」



低い囁きとともに、ふわりとした感触が肩を包んだ。

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