ハート交換
それからしばらくしてからクレープ屋と花屋に戻ると誰もいなかった。



「あれは?」


テーブルの上に置き手紙が置いてある。



「いつものお店でいつもの物をいつものメンバーで食べています。良かったらお二人とも来ませんか?待っています。」



晃が声に出して読んだ。



「アイツら~!!」


晃はメモ紙をグシャグシャに握りしめる。




「いつものお店って?」



私は晃に聞いた。



「この近所にあるパスタのお店だよ。でも、この手紙は無視した方が良さそうだな。おい、なみか君家まで送るよ。一緒に帰ろうか?」




「あら酷い。無視するなんて!ねぇ、修一。」


後ろを振り向くと、お店の入口に恭子と修一が立っている。


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