ハート交換
「・・・・・・・」



重たい。



私はこんな重苦しい雰囲気の中で食事をするのは一体何年ぶりだろうか。




お店の隅っこにある丸テーブルに女2人男1人。今週のおすすめパスタを食べている。




出されたパスタを一心不乱に食べている誠。


早く帰りたいが為に口いっぱいパスタを頬張る恭子。



その光景をただぼぉーっと眺めているだけの私。



違和感を感じるのを通り越して笑いさえ出てくる有り様だ。



「ちょっと何がおかしいのよ。」



クスクス笑っていたら、恭子ちゃんに睨まれてしまった。



「ごめんなさい。何か・・・可笑しかったから。」


恭子の視線から逃げるように私は下を向いた。




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