ハート交換
「修一は・・・修一はね、貴方のことが」



「はい。ストップ~!!!」



一体どこから現れたのか?突然、誠が私と恭子ちゃんの間に両手を挙げながら立っている。



こんなに近くにいたのに誠の気配すら感じなかった。



私が呆気にとられて黙っていると恭子ちゃんも口をぽかんと開けて驚いた顔をしている。


きっと誠の突然の登場に驚いたに違いない。


誠は、そのまま二人の手を繋ぎスキップしながらパスタのお店の方へ消えていった。



「誠、手を離してよ!」


お店に行く途中、顔をしかめながら恭子がいった。




「嫌だね~。恭子ちゃん、秘密は守ってね!あぁ~、俺は腹が減ったぞ~。」



「くだらない。私を巻き込まないでよ!」



恭子が激しく抵抗しても誠は、決してつないだ手を離さなかった。


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