ハート交換
眩しい光に反応して目が覚める



気がつくと私はベッドの上に寝ていた




「あれ?ここは・・・」



頭に手を当てて考える


ふと、手を見ると包帯が巻かれている



「これは一体・・・」



「よかった・・・生きてる」



ベッドのそばに晃が立っていた




「晃くん!!」




立ち上がろうとした瞬間、目眩がした




「無理するなよ。大丈夫か?」



晃くんがやさしく抱きしめてくれた



その瞬間、胸の鼓動が速くなっていく



「俺たち生きてるな。なみかの心臓の鼓動、スゲー聞こえてくる。」



「えっっ!」



焦りまくる私を彼は笑ってみている。







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