甘く寄り添って
先生は2階へ上がった。

寝室へ入ったようだ。

先生のご主人、時下茂樹はキャスターからジャーナリストになり

分厚い本を数多く出版されていてTVにもよく出ていた。

彼の本は海外でも高く評価されていた。

豊かな髪をゆるくウエーブさせて

普段からスーツしか着ない

少しタレ目の大きな茶色の瞳に

ロマンスを感じてしまいそうなミドルダンディなのだ。

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