君に出会えて知ったこと。
嬉しそうに笑う島田君。


『わっ!!汗』



「あ!すまん!!つい、、」



いきなり速い球を投げてきた。



喜びすぎだっつうの・・・笑



はぁ、びっくりした。笑



こんな時、無意識のうちにかわいいなーなんて思ってしまう。


「おい島田ーお前の番だよ」


「えーやだー俺今こいつとキャッチボールしてんのー!笑笑」


「笑笑
はやくーお前打ったら終わりだからさー笑」


「まじか!じゃあ行くわっ!!笑」


打ってきますか!と言ってバッターボックスに入る島田君。


その瞬間、すっと表情が変わる。


カキーン


投げられた球は金属音を響かせて少し暗くなった空へ吸い込まれていった。







< 14 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop