ほんとうのこと
久しぶり外に出た



日差しが少し眩しい…

思わず手で顔を隠し太陽を見つめる




久しぶりに外に出たせいか
太陽の光も
風も
空気も

澄んでいるように感じた…



「今日いい天気だね♪夜ね雨が降らないようにお祈りしたんだよ。」


無邪気な好の笑顔が
いつもよりも愛しい


少し微笑んで頭を撫でる



好は少し恥ずかしそうにうつ向いて…



パッ―


と顔をあげた



「行こぉーお姉ちゃん!」



『…』 コクンッ―

頷いて家を後にする
< 8 / 36 >

この作品をシェア

pagetop