空色デイズ ~陸上部エース♂×陸上部マネージャー♀の危険な取り引き~

「な、なにが…」


急になに!?



私の傍まで近寄ってきた森本哉太は。



クスッと笑うと、私を囲うように壁に両手をついた。



「声、上擦ってるし」



口角を上げた彼と視線が交わった私は。



見透かされてる恥ずかしさで顔が火照っていくのを感じた。

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