空色デイズ ~陸上部エース♂×陸上部マネージャー♀の危険な取り引き~

「なあ」


彼の手が私の身体をジャージの上から優しくなぞる。



「…っ…ちょっ…」




なにすんの!?



突然の状況に、距離をとろうと彼の胸板を強く押して抵抗を試みた。




私の細やかな抵抗は呆気なく彼によって両手を一つに束ねられ、頭上に押さえ込まれた。

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