【短編】恋しちゃダメですかっ?
小太郎はことねの肩を優しく抱いて…


「あの、あの…好き…」


ことねはガタガタと体が震え、緊張もマックスで…


「ふぁ?ふぁい?」

はい?のつもりがへんな声をだしてしまった。




「ただいま〜」



ゆ、ゆきだ。
ゆきだ。へ?ゆきだ。

どうしょう?




「小太郎、隠れて、ゆきだよ。どうするの?」


もう、ことねはパニックで。


「大丈夫。
ゆきお姉さんにちゃんと、挨拶をしなきゃあ。」


挨拶ですか?


< 73 / 83 >

この作品をシェア

pagetop