最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
で、でも先生に知らせた方がいいよね!?


喧嘩なんてダメなことだし。


「よしっ」


と、気合いを入れて出て行った時、あたしの目にはその場に倒れている3人の男子生徒と、パンパンと手の汚れを払っている陸真さんだった。


「え……」


「あれ、未玲ちゃんここでお弁当食べてたの?」


ニコッと昨日と変わらない笑顔を浮かべる。


「あ、え……はい。そうです……」


「そっか。ここって気持ちいいよね。俺もお気に入りなんんだ」
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