神聖魔法団【上】
「グローザーパーゴス」
空気が凍り始めた。
乾いた空気が苦しい。
涯も苦しそうだった。
まだ、まだだ・・・・。
「う・・・。かはぁ・・・・」
過呼吸気味になってきた。
涯が膝をつく。
「が・・・い・・。」
「なにしてるなん?
自ら死を選ぶなん?
だったら、そうさせてあげるなん!!」
ズロー自らが動いた、その時を狙い、
「涯!!」
「炎虎ー!!!」
力いっぱい叫んだ。
涯が元から作っておいた水の鳥が上に飛び、はじけた。