今日、君が結婚します
「クリスマス、一緒に過ごしてくれるなら平瀬が欲しいものあげる。これ、欲しいだろ?泉美のためにムシ除けしててあげたいんじゃない?」
携帯を指差しニヤリとして笑みを浮かべる。
欲しい。
でもその欲しいは泉美のためじゃない。
最低なのは私。友達の彼氏を欲しいだなんて思ってる。ダメ、思いとどまれ。
私には川島さんがいるんだ。
今度は私の携帯が鳴る。松原くんはそっとコテを取り上げて私の代わりにお好み焼きを仕上げてくれてる。
発信者は川島さん。迷ったけれど・・・携帯を耳に当てた。
携帯を指差しニヤリとして笑みを浮かべる。
欲しい。
でもその欲しいは泉美のためじゃない。
最低なのは私。友達の彼氏を欲しいだなんて思ってる。ダメ、思いとどまれ。
私には川島さんがいるんだ。
今度は私の携帯が鳴る。松原くんはそっとコテを取り上げて私の代わりにお好み焼きを仕上げてくれてる。
発信者は川島さん。迷ったけれど・・・携帯を耳に当てた。