Sunshine love
諒くんは、お化け屋敷の広告ばっか見てるよー
もう言ってしまおう。だって、これ以上ごまかすのも面倒だ。
「あのね、あたしさ、お化け屋敷ガチ目に苦手なの!だから、行きたくない!!」
一瞬すごく驚いた表情をしたが、すぐに、諒くんは笑い出した。
「だからかー、さっきからお化け屋敷にすごく行かせないから、なんかあるのかと思ったよ。」
やっぱり、ばれるよね。
「ごめん!行きたければ、外で待ってる。」
「いーよ、いーよ。別にそこまで行きたいわけじゃないし、いろいろ食べて、他のゲームしよう!」
ありがたいぞ。嬉しい!!しかも、優しいではないか。なんてね、わたしに媚び売っても無駄だし!
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