恋愛学園
私を持ち上げたまま紙を拾って、紙を見る青。
「……芹那ちゃん……」
「……え、はい……?」
何故か真面目な顔をして呼んでくるから返事をしてしまった。
「ねぇ、赤い糸って信じる?俺は信じてるよ……芹那ちゃんと繋がってることをね。愛してるよ……誰よりも」
「…………っ!!」
な、なんなのこいつ……。
普段のトーンで喋り出したと思ったらいきなり色っぽい声を出してきて最後なんか耳元で言ってきたし!
そう言って妖艶に微笑む青の顔を見ていたら私の顔は無意識に熱を帯びていた。
「……ほらね、言ったでしょ?」
何故か、勝ち誇った顔をしてくる青。
すごく、ムカつく!
「……うっさい、バカっ!」
周りを見渡すと女子たちはただ静かに赤面してフラフラと倒れそうな子が何人もいた。
なんなの、この男っ!
青を睨むと青は笑っていた。
「可愛いね、芹那ちゃん」
「……っ!黙れ、青!」
「城崎と杜川ペア合格!」
先生がそういう前に勝手に校舎に向かいだしていた青。
「まだ、合格って言われてなかったじゃん!」
「……ん?こんなに芹那ちゃん真っ赤なのに合格じゃないわけ無いじゃん」
ムカつく……。