恋愛学園
青はそのまま何もないよとでもいうような顔で私を抱き抱えたまま何故か無駄広くベッドがたくさんある保健室をズンズンと歩いて奥の方まで行って窓が近い位置まで来ると私をソファーにしてはふかふか過ぎる場所に降ろしてくれた。
「……青、あのさ?」
「何?」
「さっき、何か音したんだけど……あれって、何?」
そう言うと青は"あぁ"と思い出したように声を出すと音の正体を答える。
「鍵、閉めた」
鍵か……鍵ね……えっ、鍵!?
「待って!鍵閉めたら使いたい人入れないじゃん!具合悪い人来たらどうすんの?」
「あぁ、芹那ちゃんの心配はそっちか。ちょっと……残念だな?」
そっち?他に何があるのか逆に教えて欲しいんだけど……。
「心配にそっちもあっちもないでしょ?何言ってんの……青?」
そう言うと何故か青が少し呆れた顔をして私を見てくる。
え、何かあんな顔されるようなこと言ったっけ?