嘘つき、でも騙されてあげる
次の日元気一杯の私を見て卓斗は笑っていた。



「夢花は笑ってないとだめな。」



少し照れた私に卓斗がおはようのキスをしてくれた。


今の私の顔誰にも見せれません。



多分真っ赤です。



卓斗に早く自転車に乗れ遅刻するぞ。と軽く怒られた。



もうすぐ夏。



卓斗と一杯遊ぶぞ。



そして卓斗と同じ高校へ絶対行きたい。



私はこれからの卓斗と過ごす事ばかり考えていた。





< 18 / 361 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop